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2021. 11. 24

言の葉

今日は午前中から半日をかけてZOOMの講座でした。

ZOOMはコロナ禍で大分日常に溶け込んでおりますが、

ちょっと、スタジオとの疲労感(いい意味での)が異なります。

これはきっと画面を見てるからなのかな〜なんて思ったり。

ですが、東京都以外の方と出会うことが増えて本当に嬉しく思います。

ZOOMで自分を見る講座は全国・世界にいる皆様と時間がシェアできたら。。と。私の1つの夢となっています。

http://www.yourwithin.com/?mode=cate&cbid=2739655&csid=0&sort=n&sort=n

さてさて。

今日は講座が終わった瞬間にダッシュでw

国立劇場に。

徐々に年末に向けて、都内の工事が増えて、道が混む。

これも年末を感じる1つなのかもしれません。

今日は、先生の舞台にたくさんのお弟子先生がご出演されていて、

私もとっても楽しみにしていた日でした。

三幕で、三幕目はなんと100分。歌舞伎ですので普通ですが、日本舞踊を見たことがない方は

びっくりしますよね。

六歌仙容彩(ロッカセンスガタノイロドリ)

は小野小町というモテモテwの女性を取り巻くお話です。

踊りというのは、人生が全て隠れることなく出ると私自身思っているのですが、

毎日毎日お稽古してきた体と精神は、指を1つ動かすにもその繊細さが現れます。

私は全てのものを深く深く学ことが大好きで、

深みというものがもしかしたら人生でとても大切にしている1つなのだと最近思うのです。

指導者として、深みを知ることが、人の深みを理解することなのだと。

踊りも深く追求すればするほど、自分との対話が増え、

これはヨガと同じことだな。と思うのです。

なので、ヨガじゃなくてもいいんです。ご自分がご自分を見る機会を持てるのであれば。

ただ、肉体のケア。という意味では、両方を兼ね備えているヨガが私は簡単だな。笑 と思うのです。

 

踊りを一人で練習することは、全く違和感なくできるのですが、

人間は、自分自身を見つめる時に、どうしても他と一緒になったり、巻き込んだりしてしまうことがあります。

自分自身を見ることの恐れから、一人になってしまうのではという恐れから、

私たちは、一人ということに対して抵抗をします。

 

さて、今日の舞台では落語家の方からのお話が少しありました。

日本では、言の葉といって、どれだけ言葉が綺麗か。

それが世の中を良くしていくこと。と言われていたそうです。

万葉集は綺麗な言葉が載っているもの。ということだったそうです。

言葉が綺麗な時は、時代が平和だということだったそうです。

 

人へ対して話してるつもりが、その言葉の重さが自分へ必ず帰ってくる経験はありませんか?

悪口を言うと、内容は他のことでも、口は自分の口、言葉は自分の言葉を使っています。

それが響いているのも自分の体。

 

今、この時代に、言葉の美しさと言うのは

もう一度見直すチャンスなのかもしれませんね。

 

全てのものに愛と安らぎを,

 

 

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