初めて会う方に
『ヨガを指導しています。』
とお伝えすると。決まって、
『私、カラダが硬くってヨガなんて絶対無理です!』
と言われます。
その度に『ヨガはカラダが硬い方がいいんですよ』
と、お伝えしています。
なぜかというと、
カラダの柔らかい方は、硬いという感覚=痛い。
というものに対して鈍感になってしまい、
極論ではありますが、
怪我をした時に初めて”やりすぎた”ことに気づきます。
その時には何かしらの炎症なり、怪我になっていることの方が多いのです。
対して、カラダの硬い方は、
すぐに”痛い”という感覚がどこにあるのかがわかります。
どこにかわからなくても、
どこかが痛いことがわかります。=安全にプラクティスができる。
というわけです。
ダンサー時代もそうだったんですが、柔らかすぎると踊りも”止まれない”ので、
パキパキのキメキメwダンスには不向きだったりします。
でも、クネクネのバレエでいうアラビアの踊りなどには絶対必要!
なのです。
体系も同じことが言えて、
『私太ってるからできない〜』
と言われることも次に多い言葉なのですが、
太っているから何かができない。
というのは恐らく150kg以上じゃないかと思います。
そもそも日本では160cmの女性が45kgというのが普通な位、
”美=痩せている”ことになっているようで、
痩せている=健康。
という根底があればいいものの、
聞いてみると、”ひたすら食べない”などという、
無理なダイエットをして、体系を維持している方を見ます。
そもそも、
皆さんの『美』というのは、
個々に違うものであるべきで、
あって当たり前だと思います。
それをメディアや他人の価値観で自分自身をも変化させるのは、
エネルギーの方向性を間違えているし、
それでは必ず不健康になります。
人の体も十人十色。
何がいいとか、悪いとかではなく、
しっかりご自分のカラダがどういう方向性を持っているのかというのを
しっかりわかることは、
ご自分の健康だけではなく、人生にとって必要なことと感じています。
ヨガは『チッタ・ブリッティ・二ローダ』といって、
『心の作用の死滅』をすることなんです。
日本は特にメディアの力が強いので、
私たちが曇った目で物事を見ているか、
見ていないかもわかりません。
今見えている目の前のことが、
曇ったメガネをかけていて、
間違った情報かもしれない。
その前に、メガネをかけていることすら忘れている。
これが、現代の多くの人々に起こっている現象であって、
それをヨガは見極められるよう、訓練することなんです。
ヨガ=運動すること。
ヨガ=女子がすること。
と。思っていた方、どんどん壁がくずれていませんか?
是非一緒にヨガを学びましょう。
Happiness is found within,
Yuka Shinohara