最近”はやっている”『マインドフルネス』
外資系企業だけではなく、日本の大手企業も導入するほど”流行り”が私でもみてわかります。
マインドフルネス。一体なんのことやら?でも、その言葉は知ってます。という方も多いのではないかと思います。
私もヨガ以外のことはかなり鈍いので、たくさんの日本の”流行り”に確実に乗っていけてない自分がいます
マインドフルネス=瞑想方法の1つです。瞑想にも何通りかやり方があるのですが、これは、一点に集中して行う方法。『今』この瞬間だけにフォーカスする方法と一般的に言っているものは指しています。
さて。ヨガと瞑想の関係性ですが、ヨガは8段階の段階があり、その修行方法を行なっていきます。
ヨガは10年で初段といわれていて、ヨガは短期集中型で何か達成するものではなく、人生に寄り添う自己との学びの場。
と永い目で考えてください。
8支則(はっしそく)のなかで、
1)社会・自己に対してやってはいけない行い
2)社会・自己に対してやるべき行い
3)アーサナ
4)呼吸法
5)感覚の制御
6)集中
7)瞑想
8)三昧
と、実は私たちが行なっている『運動=アーサナ』は第3段階目にあたります。
1段階目と2段階目はさらに5つづつに分かれていて、(後日詳しく書きます)ようやく動きに入るわけです。
では一体なぜ?こんな段階があるのかというと、
ヨガ=瞑想をする為に昔は坐法のみの行いで瞑想状態にするのが難しかったので、スヴァートマーラーマ師が、ハタヨガプラティピカーと言って体型的な運動を瞑想の前に入れることによって、瞑想しやすいようにと体系づけたものが、今皆様が行なっているヨガと言われている運動=アーサナが登場しました。
(これは坐法で行うラージャヨガのはしごとして作られたというわけです)
こんなことを言われても、『???』がいっぱい出てきそうですが、
『瞑想にも段階がある』ということ。
先述の自転車に乗るときのお話ではありませんが、全てのものには順序があります。”流行り”で、瞑想を練習するのは危険と言う師もたくさんいます。
この忙しい都会の中で、
一人の時間・一人で静止する時間・スマホ、PCを開いていない時間、、、、なんて、ないですよねw
その為に、”マインドフルネス”と題して、目を閉じて、自分だけのためにすべてを強制終了する時間を持つことは必要だと感じています。
それがきっかけで『自分だけ』の時間を持つことの恩恵は計り知れません。
まずは、今ある事から離れる”手段”の一つとして、マインドフルネスはいいかもしれません。ではなぜ
『一人の時間・一人で静止する時間・スマホ、PCを開いていない時間』が必要なのか?という本題に入ります。
私たちは、一秒たりとも一人でいられない、、、なんてことはないのです。
これは、独りよがりになる。とか、going my way!などではなく、一人一人が責任をしっかり持って歩くこと。
一人一人がご自分自身のことを大切にすることが全ての幸せと成功につながる一番の近道であることを言っています。
日本では、『自分自身のことを考えること』というのが、とてつもなく『わがまま』と解釈されることもあります。
円陣文化の日本では、周りと一緒に支えながらの精神が根強く今もなお残っています。日本の美しさの1つでもありますよね。
欧米では、『自分のことは自分で考える』という、『インディペンデントー独立ー』を求められる国で、時には日本人の私にとって、”冷たいな”と思うことさえありました。
両方素敵なところはあり、白黒つけることもないのですが、今、あることを見ること。というのを世界視野で見ることも時には良いのかと思っています。
例えばレストランで『無料のお水』『無料のおしぼり』と、とてもいいサービスをしてもらっているのにも関わらず、文句を言っている方がいる場面は何度か拝見したことがあります。アメリカではチップといって、サービスフィーが必ず発生します。ウエイトレス・ウエイターは自分のサービスが悪ければチップも悪い。非常に合理的な仕事のスタイル。
人が人に感謝ができる時。というのは、『意識を持って行動している時』なのかと感じます。
一旦足をとめて、自己を毎日見つめる時間が『今』この現代だからこそ求められているように感じます。
思考を変えると生活が変わり、生活が変わると人生が変わり、人生が変われば運命も変わる。
よく聞きますよね。
そのロングスパンの第一歩として、私は約4500年前から良いとして続けてきているヨガをまずは、
瞑想のはしごとして、今現代で言われている動き=ヨガ(アーサナ)を体験し、
週に1度または月に2度でもいいので、まずは続けてみることをお勧めします。
何かが変わる。
これはサプライズのプレゼントだと思って、自己を信じてまずは行動してみましょう。
皆様にとってヨガという『道具』が何かの”きっかけ”になることを祈ります。
Happiness is find within,
Yuka Shinohara