『どうやってヨガをはじめるのか?』と、思っている方が実は多くいらっしゃいます。私のようにお稽古人生を歩んでる人間にとっては、まずスタジオを探して、いい講師に出会うまでひたすら探し続ける。という行為が自然にできるのですが、全く運動から離れている方やヨガ自体が全くわからない方にとって、とても難しいのは事実です。「良い指導者・良いスタジオを探すことから」がまずはスタート地点ですが、正直どれが良いか悪いかもわからないと思いますので、なるべく現在のご自分に無理のない家から近い・料金・スタジオ等ご自分の負担にならないところから『続けること』を意識して行ってください
では、家での練習は効果がないのか?と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、始めは
自転車を乗るときも、後ろに人がいて、だんだん人や補助が外れて1人で乗れるようになりますよね。
それと一緒で、ヨガも初めから1人で練習よりも、初めからしっかり指導者について習っていくことをお勧めします。ダンサーのバックグランウンドを持つ私としては、ダンサーのように、1つのステップを行いたい為に何度も何度も同じ動きを練習する。いわば、アスリート的な練習方法とは全く違います。
ヨガというのは、左右のバランスを整えるため。身体の習慣を手放し、均一に保つためのもので合って、
どこかの筋肉やどこかが目立った柔軟力があることを目的にしていません。
ほとんどの方が右利きかと思います。その時点で人間の体は歪んでいます。ヨガでは、左右必ず同じことを同じ回数練習します。そして、身体を使うことに対しての習慣(少し強い言葉だと『癖』)によって、使っていない身体の部分をも解放していきます。
私のスタジオでは色々なポーズを練習し、最終的には皆様壁なしでヘッドスタンド(頭立ち)をしたり、ハンドスタンドをの練習さらには、もう少し難しいポーズの練習もします。
始まる頃は『こんなことできる気がしない。。。。』と、ほぼ100%の方が言っています。
ですが、2年、3年と練習を重ねることで、『ある日突然』 あれ?!できた!と。身体が勝手に変わっていきます。
実際。私も難しいポーズを先生に指導いただいた時に、『いやいやまだ早いです!先生無理です!』と思ったのですが、良い指導者というのは、生徒が準備が整ったか整っていないかまでも見ています。
というわけで。私はすんなりその日まで『遥か遠くの技に見えていたポーズ』が、あれ?できた。と拍子抜けすることの連続で今に至ります。
そうして身体が整ってくると、『いつヨガの練習をしたらいいのか』というものが、「勝手に身体から答えが出てきます」アイアンガー先生の著書のなかでは、お風呂上がりはやってはいけないなどあります。
ですが、肌感覚、体感として行うのが私からのお勧めです。
勿論。ごはんを食べた直後は向きません。なるべく二時間は開けるようにと言われていますが、
忙しい現代社会の中ではなかなか難しいのも事実。終わった後もすぐにご飯は向きませんが、30分は開けてもらえたらと個人的に思います。
私のヨガのプラクティスは、非常に簡単なもので、朝起きてからお手洗いに行ってすぐ、マットに乗ります。そして太陽礼拝を20回くらい行ってdog poseもやったりやらなかったり、そして終了です。夜は、その日の気分に合わせて行いますが、毎日1時間30分毎朝晩行うなどという練習法ではなく、とにかく続けること。にフォーカスをおいています。
朝起きたらー自分の身体と呼吸・そして空気や地面があることに感謝しながらゆっくりと身体をおこしていきます。夜はー1日動いて身体とココロをクールダウンするよう、身体とココロに感謝します。
1日たった3分でもいいので、『ご自分だけの時間をもつ努力』をすることは、人生が豊かになることの始まりだと思います。
何か人生がうまくいかないな。とか。もやもやするな。という方は、是非朝晩練習していただきたい。
その為に、月に2度でもいいので、ヨガスタジオ にまずは通ってみましょう。闇雲に探りながら行っていては、ヨガを知るどころか、嫌いにさえなりうる危険な行為ですので、是非どこかのスタジオまたは指導者へ頼ってくださいね。
私はスタジオでいつでもお待ちしております。
Happiness is found within ,
Yuka Shinohara