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2018. 10. 06

現代人とヨガーヨガの8段階 二ヤマ『サントーシャ・タパス』ー

第2段階目二ヤマ
修練による心の浄化
個人に対してすべきこと

第2段階目の『二ヤマ』の中にも5つ段階があります。

1)シャウチャ(体を清潔に保つ・清潔さ)
2)サントーシャ(足るを知る)
3)タパス(肉体を鍛錬する・厳しさ)
4)スワディヤーヤ(自己の教育)
5)イシュワラプラニダーナ(自分の行動と意思を神に捧げること)

第1段階目のヤマが全人類共通の戒めに対し、二ヤマは『個人』への規律として守るべき行動の掟となります。

さて。

第2段階目の2番目
『サントーシャ』について今回は解説いたします。
サントーシャとは『足るを知ること』

現代社会では、メディアの力によって自己の本来の目的や願望や達成することが濁ってしまい、
ついには忘れられているようにさえ思います。

全てのことの満足しない心では、集中統一することができません。

ヤマ・二ヤマなくして瞑想をすることの危険性をより理解できるかと思います。

満足・平静とは心の状態であり、
*民族
*信条
*財産
*学識
によって差別が生まれ、その違いが不調和を生み出します。

そこから意識的・無意識的に争いがうまれます。

それが人を混乱させ、悩ませ、精神の統一ができません。

今ある状態に感謝を持って、満足できますか?
毎日私は『感謝ノート』をつけています。とくに、嫌なことがあったり、対立することがある人・物に対しては夜ノートに向かってその人・物に対して感謝の言葉を書きます。
今、ご自分が立っている場所だから起こる問題であって、それは今までの自分が頑張ってきた道でもあります。

その道を良い道。悪い道にかかわらず、たくさんの人がいるからこそここまでこれました。
悪い道は悪い道なりに学びがあり、成長させてくれます。良い道は自分を自身に導いてくれます。
そういう風に、今あるものやことにたいして、ズームアウトして自己を観察し、感謝すること。
実は悪いも良いもなく、それがただの『それ』になること。忘れないでください。

許せないほど嫌な人がいても、最後にはその人を許せる自分がいることを願います。
許すことも強さであり、優しさです。そして、それは私たちの人生の道の単なるスパイスだと感じます。それには良いも悪いもありません。

かき氷を早く食べてしまうと、頭が痛くなりますよね。でもいずれ(すぐに)消え去ります。
私たちの感情やカラダは非常に身勝手で、あたかも私たちが思っているかのように思わせることが多々あります。(チッタブリッティ・にローダ*これについてはまた別章にて)

それから、しっかりと目を離さずにいることがヨガのプラクティスになります。
まずは、感謝を口に出す。またはノートに1日3つ書き始めるプラクティスはじめましょう。

足るを知る。

傲慢になることよりも、今目の前。足元。周りの人や環境に感謝できる
あたなでいられますように。

3番目
タパス
鍛錬すること。タパスの語源は
*燃やす
*焼く
*輝かせる
*熱で消耗する
という意味があります。

『人生の最終目的に達成するために、いかなる状況下でも燃えるように激しい努力をすること』

『タパスのない人生は愛のない心のようなもの。タパスがなければ心は神にまで到達できない』
と言われています。

これだけ聞くと非常に厳しく感じますが、タパスは実は色々な意味でヨガを勉強するときにはよく登場する言葉です。

*言葉で他人を傷つけない
*結果にこだわらず真実を語ること
*他人の悪口を言わない

これらは『言葉のタパス。』

喜び・悲しみに面しても心が平穏で安定し、常に自己コントロールできる精神状態を育てることが『心のタパス』

*利己的な目的ではなく、いかなる報酬も期待せず1本の草でさえも神の意志なくしては揺れ動かないという確固たる信仰心で働くことがタパス。

タパスによってヨギーは
*カラダとココロと人格を高め、
*力を生み出し
*勇気と知恵と高潔さ
*正直さと純粋さ
これらを獲得します。

ヨガのアーサナ(体系的な動き)の前にあと少し段階があります。

ヨガが体系的なことだけではないこと。少しづつ理解できましたでしょうか?次回はスワディヤーヤとイシュワラプラディヤーヤについて。

YukaNewYorkYogaは哲学を重んじながらヨガを指導しているスタジオです。
まずは体験から。
体感として感じてみてください。
皆様のご参加お待ちしております。

代々木上原
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Love Yuka

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