アユールヴェーダ
を聞いたことありますか?
聞いたことのない方の方が多いかもしれませんが、
アユールヴェーダは『伝統医学』
※伝統医学(でんとういがく)は、現代の医学が発達する以前から存在する世界各地の文化圏伝統の医学体系の総称。一般的には、三大伝統医学とそこから派生した各地の医学を指す。(wikipedia)
現存する伝統医学の中では最も古い伝統医学と言われています。
Ayur-生命
Veda-科学
より良く生きるための方法
※または生命の智慧とも言われています。
生きるための科学ってどんなことなのか。
5000年前古代インドの聖者(リシ)が集まり
人間を病の苦しみから救うために授かった
【医学】
3500年前には宇宙の法則や、生き方の智慧などがヴェーダ文献(バラモン教の経典)に記され体系立てて記録されました。
アユールヴェーダは、15世紀ごろに著されたとされる
*リグ・ヴェーダ
*サーマ・ヴェーダ
*ヤジュル・ヴェーダ
*アタルヴァ・ヴェーダ
という4つのヴェーダ文献の中の病気の治療に関する
『アタルヴァ・ヴェーダ』の一部にあたります。
スリランカにはアユールヴェーダ医師が存在し、紀元前6世紀頃には
ブッタの治療を担当した医師ジーワカは最も偉大なアユールヴェーダ医師として知られています。
★チャラカ(紀元前8世紀)内科
★スシュルタ(紀元前600年)外科
★ヴァークバタ(7世紀)
が存在し、チャラカ、スシュルタは実際の医師で
彼らの功績によってその歴史が伝えれ
チャラカ・サンヒサー(基礎医学と病気とハーブの医学)
スチシュルタ・サンヒサー(解剖と手術)
この2つのアユールヴェーダの古典には
*治療法
*予防法
*生活方
*哲学
が記されています。
三大医書
*チャラカ・サンヒサー:(基礎医学と病気とハーブの医学)
*スチシュルタ・サンヒサー:(解剖と手術)
*アシュタンガ・フリダヤ・サンヒター:アユールヴェーダの8つの部門
アユールヴェーダは病気の治療だけを目的にしておらず、
病気の予防。
健康の維持・増進
若返り
など、全体的な健康体を目指す科学。智慧。
また、個人に合わせた生活習慣、食生活、対処法などを教えてくれる
素晴らしい生き方の智慧。
「科学」という言葉がアユールベーダでも使われますが、
ヨガも『科学』。
それを忘れないようにしたいですね。
チャラカ・サンヒター
インド、ハリドワールのチャラカ像
『チャラカ・サンヒター』(チャラカ本集)は、アーユルヴェーダ(インド医学)の医学書で、北西インドの都タキシラを中心とするアートレーヤ学派の医学がまとめられている。アグニベーシャのテキストをチャラカが改編し、それに長年にわたって多数の人物の手が加えられたものであるとされている。実用的・専門的な医学書として、2000年に渡って使わた。『チャラカ・サンヒター』の原典はすでになく、写本やそのほかの刊行物も、それぞれ内容が大きく異なっている。